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執筆者の写真Kiyo Taniguchi

第2回ラボ会議


9月17日(火)は第2回ラボ会議。前回に増して、ご飯大会の度合いが深まったのか。。。撮った写真は食べもののみ(^^;)

でも、本日は設立時社員の間で、ちゃんと同意書にサインをして、設立の想いを確認しあいましたよ。

同意した内容は、発起人(代表)の起代が書いた以下の文章です。


発起人の思い 〜設立時同意書に代えて〜

現代の社会では、「人間らしく生きる」ということが、実はとても難しい。

たとえば、喜怒哀楽そのままを表しずらかったり。

闘わなかったら生きていけなかったり。

身近な人に起こった不幸に為す術もなく素通りすることしかできなかったり。

でも、「生きるってそんなものだよ」と冷めた構えで通り過ぎず、どんなことがあろうが、この世に生を受けた一人ひとりが尊厳ある生を全うすることができる道を見いだしたい。そんな思いで、これまで、障害者の支援、被災者の支援、個人への心理面や生活面での支援、まちづくり、保健医療福祉の研究や研究会の開催、人材育成、場づくり等、分野横断的に様々な活動をしてきました。

そして結局、「人間らしく生きる」ために私がやれることは、どんな時でも共に在れる」関係を身近な所から創っていくこと、それを拡げていくことなのだと思い至りました。なぜなら、人は1人では幸せにならないから。共に生きる関係の中で生かされ、活かされる存在なのだから。

そんな想いを抱きつつ、この度、身近なところから「共に生きる」関係を創っていく、暮らしづくりの会社「合同会社共創ラボ」をはじめます。

「合同会社共創ラボ」は2階立ての会社です。

1階部分には、身近な仲間と自分たちのこれからの暮らしを創っていく活動が入ります。合い言葉は「100歳まで働ける会社を一緒に創る」です。100歳までに共に働くということは、効率良く動けなくてもやれる仕事の仕方を今から一緒に開発する、労働過程を創造していくことも否応なく含まれます。つまり仕事づくり働き方づくりからはじめる会社です。さらに100歳まで一緒に働くということは、互いの老いや病にも出来る限り付き合っていこうというささやかな約束事も入ります。ですから支え合う仲間の居場所をつくることも目指します。現実的にどこまで約束が果たせるかは自分たちがどこまで実現可能にしていけるかにかかっています。ですから確約はありません。でも、そんな想いを根底に持つ者が、未来の暮らしづくりのために集い活動する会社としてスタートします。

「合同会社共創ラボ」の2階部分は、暮らしづくり・関係づくりのプロフェッショナルとして、共に生きる関係づくりや健康に生きるためのノウハウを、社会に広めていく事業を行います。

「合同会社」という事業体を設立する理由は、これまで発起人が培ってきたノウハウや経験を活かすために、社会的地位を確立するためです。そして発起人が会社の代表を務めるのは、この活動を牽引する役割を担うことを自分に課すためです。

「合同会社共創ラボ」は、未来に向かって暮らしを自ら、そして共に、創っていきたい者たちが、その想いを携えて立ち躍動する「舞台」です。この「舞台」に様々な人が様々なカタチで関わり、混ざり合い、未来に向かう暮らしを創っていく、そんな力動が生まれることを願っています。

このような発起人の想いに賛同し、その思いを支え、活動に参画する人を「合同会社共創ラボ」の社員として迎え、共に舞台(事業体)を創っていきたいと思います。

                      2019年9月17日  発起人 谷口 起代 

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