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●合同会社 共創ラボは ...

                 2階建ての会社です。

1階部分は、暮らしの実態をつくる事業が入ります。具体的には、「100歳まで共に働ける会社づくり」を行っています。

2階部分は、暮らしづくり・関係づくりのプロフェッショナルが提供する事業です。

コミュニティヘルスに取り組むプロフェッショナルのための​オルタナティブな学びの場の提供、

​個人向けに「こころ」と「暮らし」の相談を提供する「ここくら相談室」の運営を行っています。

​くらし創りの会社

暮らしづくり・関係づくりの

プロフェッショナルが

提供する事業

暮らしの実態を

創る事業

ごちゃ倶楽部の活動

​100歳まで共に働ける会社を創る

合同会社 共創ラボ

ほんき​の

コミュニティづくりを

ともに

●合同会社 共創ラボ  会社設立の経緯

代表のあいさつ代わりに、この度会社を設立するにあたって社員となる仲間との間に交わした同意書の文章をご紹介します。

​「発起人の想い 〜設立時同意書に代えて〜」

現代の社会では、「人間らしく生きる」ということが、実はとても難しい。

 

たとえば、喜怒哀楽そのままを表しずらかったり。

闘わなかったら生きていけなかったり。

身近な人に起こった不幸に為す術もなく素通りすることしかできなかったり。

 

でも、「生きるってそんなものだよ」と冷めた構えで通り過ぎず、どんなことがあろうが、この世に生を受けた一人ひとりが尊厳ある生を全うすることができる道を見いだしたい。そんな思いで、これまで、障害者の支援、被災者の支援、個人への心理面や生活面での支援、まちづくり、保健医療福祉の研究や研究会の開催、人材育成、場づくり等、分野横断的に様々な活動をしてきました。

 

そして結局、「人間らしく生きる」ために私がやれることは、どんな時でも共に在れる」関係を身近な所から創っていくこと、それを拡げていくことなのだと思い至りました。なぜなら、人は1人では幸せにならないから。共に生きる関係の中で生かされ、活かされる存在なのだから。

 

そんな想いを抱きつつ、この度、身近なところから「共に生きる」関係を創っていく、

暮らしづくりの会社「合同会社共創ラボ」をはじめます。

 

「合同会社共創ラボ」は2階立ての会社です。

1階部分には、身近な仲間と自分たちのこれからの暮らしを創っていく活動が入ります。合い言葉は「100歳まで働ける会社を一緒に創る」です。100歳までに共に働くということは、効率良く動けなくてもやれる仕事の仕方を今から一緒に開発する、労働過程を創造していくことも否応なく含まれます。つまり仕事づくり働き方づくりからはじめる会社です。さらに100歳まで一緒に働くということは、互いの老いや病にも出来る限り付き合っていこうというささやかな約束事も入ります。ですから支え合う仲間の居場所をつくることも目指します。現実的にどこまで約束が果たせるかは自分たちがどこまで実現可能にしていけるかにかかっています。ですから確約はありません。でも、そんな想いを根底に持つ者が、未来の暮らしづくりのために集い活動する会社としてスタートします。

「合同会社共創ラボ」の2階部分は、暮らしづくり・関係づくりのプロフェッショナルとして、共に生きる関係づくりや健康に生きるためのノウハウを、社会に広めていく事業を行います。

 

「合同会社」という事業体を設立する理由は、これまで発起人が培ってきたノウハウや経験を活かすために、社会的地位を確立するためです。そして発起人が会社の代表を務めるのは、この活動を牽引する役割を担うことを自分に課すためです。

 

「合同会社共創ラボ」は、未来に向かって暮らしを自ら、そして共に、創っていきたい者たちが、その想いを携えて立ち躍動する「舞台」です。この「舞台」に様々な人が様々なカタチで関わり、混ざり合い、未来に向かう暮らしを創っていく、そんな力動が生まれることを願っています。

 

このような発起人の想いに賛同し、その思いを支え、活動に参画する人を「合同会社共創ラボ」の社員として迎え、共に舞台(事業体)を創っていきたいと思います。

 

                          2019年9月17日 合同会社共創ラボ代表(発起人)  谷口 起代

 

谷口 起代 Kiyo taniguchi  Social worker & Psychotherapist


1968年日本生まれ。1990年から7年半、カナダのトロント市で生活。日系人コミュニティとの出逢いからマイノリティー問題に関わり始める。帰国後、社会福祉法人共生福祉会(わっぱの会)の、障害のある人とない人の共同体づくり運動に参加。2002年独立。以降、社会問題に深く関わりながら個々の心に寄り添う、ソーシャルワークと心理療法の統合を基軸に、分野横断的な独自の活動スタイルで実践を重ねてきた。主な活動領域は、精神障害者のアウトリーチ型相談支援、心理カウンセリング、福祉・医療・心理領域の翻訳・通訳、ストレスマネージメント講座の開催、セルフヘルプグループの世話人、「場」づくり等。東日本大震災後は、被災地障がい者センターみやぎの専従職員(2011年)および復興支援センター小名浜のコーディネーター(2012年)として、被災障害者の救援活動とコミュニティ再建活動に従事。

 現在、地元である千葉県松戸市に拠点「共創ラボ」を運営。「共創」=(他者と共に生きる世界を創るプロセスを生きること)が現代社会における「暮らしの健康」の鍵になるとして「共創する場」を創る実践を行うと共に、その根本原理の解明、現行の保健医療福祉制度の限界を補塡するいのちと暮らしを守る独立型ソーシャルワークの理論構築にむけた研究を行っている。

1998年 トロント大学人文学部精神分析思想卒業 (学士 人文)

2011年 筑波大学大学院人間総合科学研究科修士課程修了(公衆衛生学修士)

2015年 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士後期課程修了(社会デザイン博士)

谷口起代が出版した翻訳本

「いのちの営み、ありのままに認めて​ 〜ファミリー・コンステレーション創始者バート・ヘリンガーの脱サイコセラピー論 完全復刻版〜

2016年6月出版  もっと詳しく

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