ブログ ■■■ごちゃ倶楽部な日々■■■
「歳をとってもお互い助け合っていこうよ」という言葉は、この現代において、現実的に聞こえてこない。たとえホントにその気持ちがあったとしても、たとえ今どれだけ仲良かったとしても。どこかあてにできない空虚さがただよう。だからそんな言葉は発したくない。
でもその代わりに、「100歳まで一緒に働ける会社を一緒に創っていこうよ」と言った時、急に現実的になれる。何をやればいいかを探しだす自分がいる。将来を共に見据える仲間の存在ができる実感とそれが励ましになるという実感。何かホントにやれそうな気がするという期待感が根拠なくわき上がってくる。そんな会話を重ねてきた私たちーー2014年に恩師のおかげで約30年ぶりに再会した中学時代の同級生ーーは、会社を創ることにしました。
だから、会社共創ラボの1階の核になる「ごちゃ倶楽部」は、「100歳まで働ける会社を自分たちで創っていこう !」が合い言葉です。100歳までに共に働くということは、効率良く動けなくなってもやれる仕事の仕方を今から一緒に創っていくということを意味します。たとえば、「80歳になってもこれならできるかも」という作業方法を色々試しながら、商品開発や、作業工程(労働過程)を創造をしていこうと思っています。また、100歳まで一緒に働くということは、互いの老いや病にも出来る限り付き合っていこうというささやかな約束事も自然なこととして含まれます。ですから支え合う仲間の居場所をつくることも、ひいては終の住処をつくっていくことも目指しています。現実的にどこまで約束が果たせるかは、まったくの未知数。まずは、畑を借りて一から学ぶところからスタートです。試行錯誤しながらゆっくりじっくりとやっていこうと思っています。じわじわと仲間が集まってきたらいいなと思っています。
このブログは、そんな私たちが、100歳まで一緒に働ける職場を創るという夢を見ながら行っている活動の記録です。