■講座・研修
コミュニティヘルスに取り組むプロフェッショナルの支援者としての質を磨き、
一段階深く、関係構築と地域づくりに関われるよう、
社会理解・人間理解・自分理解を深める学習の機会を提供します。
本講座の大きな特徴は、自分や他者を知るツールとして、
サイコソソマティック心理療法の知見と体験を活かしているところです。
実践に活きる学びは、概念の理解のみでは得られません。
こころと身体のつながりを体感し、身体が発するサインへの感受性を養います。
さらに、座学で学んだ社会理解(社会課題の把握)と照らし合わせて、講座の中で体感から得た
気づきを日常の課題にいかに活かすかを論理的に整理していきます。
・ご依頼主のニーズに合わせつくって講座を組み立てます。
・座学(講義のみ)、演習のみの依頼も承ります。
→講座・研修に関する問い合わせはこちらへ。
【これまでに開催してきた講座・研修】 講義は2時間、研修・講座は理論と体験演習を含む
・研修:スピリチュアルケア技能としてのMI(動機付け)面接技法(大慈学苑 訪問スピリチュアルケア専門講座)
・講座:〈いのち〉が活きる居場所をつくる(レクチャー&ワークショップ)(NPO法人シャロームの会)
・研修:(全5回)「じぶんごと」から社会につながる(NPO法人ふうどばんく東北AGAIN)
・講義: 今、私たちはどんな社会に生きているのだろうか〜福祉編〜(NPO法人ふうどばんく東北AGAIN)
・講座:2days「場」と「支援」探究会〜いろいろな「場」と「支援」のありようを体感する〜(仙台「場」と「支援」探究会)
・講座:1 day「身体に聴く・身体で聴きあう」
・講座:1 day「関係性を身体で感じる〜システミック・ファミリー・コンステレーションの世界〜」
・講座:てらたん講座 (全6回 正式名称:「暮らしの中で「聴く」時に使う技・立脚する世界観の探究)
・講座:健康って何だろう?生きる居場所づくりから「健康」のカタチを考える@ユニコムさがみはら
・講座※:(全10回)「自分を知る」からはじめるストレスマネージメント ※一般向け講座
【大学での担当講座】
・相模女子大学人間心理学科 臨床心理学演習V システミック・ファミリー・コンステレーション 2014年〜現在まで
■場づくりコンサルティング
願いを具現化する新たな場をつくることや、既存の活動に新しい息吹をもたらすプロセスづくりをサポートします。
まちづくり、コミュニティづくりの「手法」はもう十分すぎるくらいに出回っていますが、
会社共創ラボの場づくりコンサルティングは、マニュアル化された手法は使いません。
代わりに、すでにあるものーーーたとえば土地の記憶、場が醸成してきた文化、創立者の志、積み重ねられてきた願い、といったものーーーがもつ潜在的な力と、今、まさにコトを起こそうとしている人が持つ可能性、そしてこれからの社会のニーズとの間に相互作用が生まれる隙間を見いだすことからスタートします。
その土地・歴史・人に合ったプロセスづくりです。
本質的な改革や創造へと向かいたい事業者をサポートします。
【現在とりくんでいる事業】
・100歳まで共にはたらける職場づくり (合同会社共創ラボ運営、現在10カ年プランの1年目進行中)
【これまで取り組んできた事業】
・延命寺 場を開くプロジェクト(2016年〜2020年8月迄、大切なことを大切にできる場の文化の醸成)
■ここくら相談室(こころと暮らしの相談室)
問題の解決方法はたくさん存在します。
こころの整理をして、自分自身が何をこころから願っているのかを知ることも重要ですが、もしかしたら、今すぐにやるべきことは、明日の生活を成り立たせるための職探しや必要な制度的支援を見つけることなのかもしれません。または、問題だと思っていることを、「自分にとっての問題」と「身近で大切な人にとっての問題」に分けるだけでいいのかもしれません。反対に、自分自身のこれまでの行動パターンを根本的に見直し、人生を立て直していくために、心理療法的なアプローチを必要としているタイミングにいるのかもしれません。
どの方法をとるのが良いかは、今、その人が、どんな環境にいて、どんな問題に直面しているかによって異なります。
共創ラボの「ここくら相談室」は、「こころの相談室」と「暮らしの相談室」が持つ二つの機能を持つ相談室です。ソーシャルワーク(福祉の専門職のアプローチ)と心理療法(こころの専門家のアプローチ)の双方の技術と知識と臨床経験を持った支援者による総合的支援窓口です。
相談の流れ
→電話またはメールにて面談の受け付け
→初回の面談:課題整理、情報提供、今後の相談支援計画の提案など(目安 5000円/2時間程度)
→ コンサルティング継続 または 必要に応じて他機関への紹介・同行支援など。
コンサルティングは、心理療法的アプローチかソーシャルワーク的アプローチのどちらか、または双方を混ぜ合わせたものを、ニーズに合わせて活用します。(心理療法、ソーシャルワークのアプローチの違いや利点、弱点については初回に詳しく説明します)
【ここくら相談室 開催日と場所】
毎月第3水曜日と土曜日 ごちゃSTUDIO(共創ラボ事務所内サロン)
11:00-13:00, 14:00-16:00, 16:30-18:30
【これまでの支援の例】
人間理解
心理学
行動科学
文化人類学
etc
社会理解
制度
社会理論
歴史・哲学
etc
自分を知る
ブレスト
グループワーク
日常観察
OJT
Aさん (支援期間 2ヶ月半)
パートナーとの関係のこじれをきっかけに、数年前に鬱を発症した時と同じ身体症状がでてしまったところから、こころの整理と課題の整理を行い、具体的に生活環境を改善するまでのサポート。
Kさん (支援期間 2年)
人間付き合いが不得意で長続きせず引きこもりがちで、職務上欠かせない会合に出席した翌日は発熱や下痢をするような状態から支援開始。複雑に絡まった課題の抽出作業から一つ一つの問題の紐解き、心身のつながりを取り戻しTPOにあった具体的な対処法を身につけ、苦手だった会合への参加も楽しめるところまでのサポート。
Mさん (支援期間1年5ヶ月)
人間関係がうまくいかず、転職を繰り返し、半ひきこもり状態にいるところから支援プロジェクトをスタート。不登校のきっかけとなったこころの奥底に隠れていた恐れや罪悪感を紐解き、自分のペースや質に似合った仕事に就くために新たな学びと技術の習得をするモチベーションを獲得し、自分に似合った生き方をしていくことに対する自分への許可がでるまでのサポート。